樹木希林の「一切なりゆき」を読んで、友人に思いを馳せる

ライフキャリア

最近、友人に紹介された一切なりゆき を読んだ。

以前、入院中に読んでいた本だと聞いていたので、ずっと気になっていた一冊だった。

読みながら感じたのは、樹木希林 の言葉の不思議な軽やかさだった。
「こう生きるべき」という力みがなく、思い通りにならない人生も、そのままでいいよと言われているような心地よさ。

印象に残ったのは、「受け入れる」というより、「抵抗しすぎない」という空気感だった。

年齢を重ねることも、病気になることも、失うことも、
本当は誰にとっても怖い。
でも、それを必要以上にドラマチックにせず、
「まあ、そういうこともあるよね」と言いながら、生きていく。

それが、なんともかっこよかった。

同時に、この本を入院中に読んでいた友人のことを考えていた。

病室で、どんな気持ちでページをめくっていたのだろう。
手術前だったのか、手術後だったのか。
眠れない夜もあったのかもしれない。
今また仕事に戻り、日常を生きている姿が、とても尊く感じる。

「一切なりゆき」という言葉は、自分ではどうにもできないことを含めて、それでも生きていく、という静かな強さなのかもしれない。

年齢を重ねると、「コントロールできないこと」が少しずつ増えていく。
身体のこと。家族のこと。仕事のこと。将来のこと。

それでも、全部を思い通りにしようと力み続けるより、
「そんな日もある」と言える人のほうが、案外しなやかなのかもしれない。

静かな安心感とともに読み終えた。

コメント

  1. yoko より:

    長く生きてると色んな事がありますよね
    自分だけでなく仕事絡み家族絡み友達絡みでも・・・
    心が砕けた時もあったけど今は元気に生きてるって・・・
    私たちは”凄い”
    笑いも怒りも悲しみさえ”オリジナルドラマ”にして
    監督になったり主人公になったり脇役になったり
    観客になったり・・・で
    その時の気分でポジションを変えて客観視する

    ”面白がって”生きていけたら良いですね

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