いくつになってもチャンスがある 多様な人生の切り拓き方 細川範之さん(経済学者)の講座を聞いてきた

ライフキャリア

日比谷カレッジ 上廣・日比谷ライブラリーレクチャー 
私のチャレンジ人生 第7回『いくつになってもチャンスがある 多様な人生の切り拓き方』というテーマで細川範之さんによる講演を聞いてきました。
多様性を活かした生き方やキャリア形成についての実践的な知見が詰まった内容でした。
主なテーマは、年齢や固定観念に縛られず、個々人が自分らしい人生を切り拓くためのヒントや方法論でした。勇気がでましたのでポイントをまとめてみます。


1. いくつになっても多くのチャンスがある時代に

細川さんは、寿命が延びているだけではなく、年齢に関わらずチャンスのある時代になった。
起業や社会貢献、地域貢献などのチャレンジが考えられ、技術革新が後押ししてくれる


2. これからの学び これからの能力開発

未経験のことにチャレンジすることだけが学びではない。経験は大きな武器。
ただし今までのやり方にこだわりすぎないことが大切。
培った敬遠を武器に新しい時代にどう、活かしていくか。
新しいインっプットもいいが、今までの経験を大きな武器にする考え方が大事。
リスキリングとは経験を活かすこと 新しい時代用にカスタマイズする。


3. 子供のころの好奇心を取り戻す

子供の頃の好奇心は全ての源泉。
思い出すことで選択肢が広がり、多様な選択肢から選ぶことができる。
あなたは、子供のころ、どんなことに興味がありましたか?
私はなんだろう。でもやっぱり、物語が好きだった。
今もドラマ好き!変わっていない。通常の生活もドラマみたいに捉えると楽しくなる。
ハッピィエンドなドラマがすきかな?


4. 人生100年時代

好奇心を生かせる時間ができた。むしろ好奇心こそが人間の大きな強み!
やりたいことをやりたい方向でやる方法を考える

5. 時代の大きな変化

産業構造が急激に変わる
新しい(名前のない)産業が生まれる ※既存産業がない
新たなチャンスが、あちこちに現れる!
今までにない情報が集められる
データ化が難しかった情報がデータ化できる
そんなこんなで新しいつながりをつくることができる
今までにない新しい結びつきからイノベーションが生まれる
デジタル化で、一人でもビジネスが可能になる
大企業でなくても誰にもチャンスはある
年齢は関係ない。テクノロジーは誰かが提供してくれる


それぞれの思いを実現させるために

今までの既存概念・既存価値観にしばられない
せっかくの知見をフィールドで活かす
社外のネットワークやリソースを活用する
頭を切り替えて小さなところから積み上げる
ニーズから考える
新しい商品はニーズから生まれる
現場目線で不便だと思われていることを探す

チャンスを生かすために

好奇心を持って小さく踏み出してみる
(小さな踏み出しにしよう。そんなに人生リスクを背負えない)
小さくても踏み出すことは大きなチャンスにつながる
違っていたと思ったら、すぐ戻る リスク分散する
うまくいったらす少しづつ広げる
1点ばりせず、半歩踏み出して、そこからの景色をみる

能力を磨く

リスキリング、リカレント教育、アンラーンで能力を磨く
アンラーンとは、既存の概念を捨てること。既存概念にしばられないこと
多くの人の知識や能力は「原石」のまま。磨いて宝石にする
なぜ「原石」なのか?知識や情報が断片的・個別的→
断片的・個別的情報を学問やニーズを使って、一般化・抽象化し、
体系づける(ダイヤモンドにする)ことで大きな武器になる
今のスキルと関連した分野の能力を身につけたり、すでに得た知識を活かしながら
新たな知識やスキルを付け加える

大人の学び方

自分のペースを守る
回り道でも良いので、自分のしたい勉強をする
わからなければ時間をかける
わかればさっさとやる(やる時間を決めることも大事ね)
ときどき休む!(休むことも大事)
挫折してもかまわない。それが普通。また、始めればいい。
※自分で自分にダメ出しして、自分で自分に絶望しない
生真面目すぎないこと
合わないと思ったら、さっさと諦める
自分に合うものを探す

アンラーンの重要性

アンラーンとは、知識や経験をより活かすために
『これまで身につけた思考のくせを取り除くこと』
思考のくせとは、環境に適応してパターン化しすぎた意思決定のこと

たとえば、何もしないでちょっと止まる、一休みする、難しく考えない、
小さなアンラーン習慣を大切にする 常に自分の思考がパターン化していないか疑う

みぃちゃんの感想

「棒ほど願って針ほど叶う」という言葉がある。検索すると
[意味]望みや願いを大きく持っていても、わずかしか叶わないこと。とヒットした。
私は、棒ほど願って棒ほど叶う時代が来たと解釈したい。
思考のくせをアンラーンして子供の頃の好奇心を取り戻し、経験を磨いてダイヤモンドにして
人生100年時代を軽やかに過ごしたいと思った。
テクノロジーの力も借りて、前向きにいきいきを日々を過ごしたいと思う

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